『信用』と『信頼』とは?信用と信頼の違いと高め方!

『信用』や『信頼』という言葉はよく日常でも使われることが多いと思います。

あの人は信用できる。

あの人は信頼されている。

など人に向けて使用することもあれば、

信用できる商品。

信用できる会社。

信頼されている組織。

などなど、物や会社に対しても使用をすることもあります。

では似ているような『信用』と『信頼』とは何が違うのでしょうか?

『信用』と『信頼』の意味とは?

ではまず、『信用』と『信頼』の意味の違いについて紹介をしていきます。

信用

1 確かなものと信じて受け入れること。「相手の言葉を信用する」
2 それまでの行為・業績などから、信頼できると判断すること。また、世間が与える、そのような評価。「信用を得る」「信用を失う」「信用の置けない人物」「店の信用に傷がつく」
3 現在の給付に対して、後日にその反対給付を行うことを認めること。当事者間に設定される債権・債務の関係。「信用貸付」

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信頼

信じて頼りにすること。頼りになると信じること。また、その気持ち。「信頼できる人物」「両親の信頼にこたえる」「医学を信頼する」

ある人や物を高く評価して、すべて任せられるという気持ちをいだくこと。 「部下を-する」 「 -を裏切る」 「 -性」 「 -度が高い」 「 -が置けない」

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『信用』と『信頼』をもう少しわかりやすくすると

もう少し『信用』と『信頼』をわかりやすくすると、

 

信用=過去の実績や成績、成果、行動などから信頼できると判断できること

信頼=信じること、頼りにすること

 

となります。

また英語表記にするとわかりやすいのですが、

信用=credit(クレジット)

信頼=trust(トラスト)

と言います。

『クレジットカード』がありますが、これは過去も信用から成り立つカードであり、逆に過去に信用を失う行為や行動をした場合、クレジットカードは作れないケースが多いです。

逆に『トラストカード』と使われることはありません。

カードで事前に支払いを済ませ、翌月などに引き落としてクレジットカード会社に支払うという流れですので、信じるという信頼だけではお金を扱うことはできないということにもなります。

 

こういった例からも

信用=客観的や物質的な判断、過去の実績

信頼=主観的、精神的な判断、未来を信じる

といった感じにもなります。

信用と信頼を高めるには?

では信用や信頼を高めるにはどうしたらいいのでしょうか?

信用を高めるには?

信用を高めていくには、実績、成果、結果、そして日頃の行動など、総合して判断されることが多いです。

また客観的な判断の要素も強くなりますので、過去に実績や成果を上げれれば、実績や成果だけを求める場では信用にもつながります。

クレジットカードはまさにそうで、人間性などは関係性なしに、過去の状況でカードが作れるかどうかの判断になります。

逆に信頼の上で信用されることもあるので、様々なケースがあります。

信頼を高めるには?

信頼も信用につながっている部分があり、実績や成果、結果で信頼度が増すことにもなります。

しかし、主観的や精神的な観点も多く、未来を信じることが信頼とも言えます。

そう考えると、日頃からの関係性も大きく影響をしてくる場合があります。

例えば、自分を信頼してくれていない相手を信頼したいとは思わないことがほとんどだと思いますし、いくら実績があっても信頼にはつながらないケースもあります。

そう考えると、日頃の行動であったり、関係性によって大きく左右されるわけです。

またスポーツチームの監督と選手の関係の場合、結果だけを求めてしまい、関係性を疎かにした結果、お互いを信じることができずに、結果は出ているが信頼関係が生まれないケースもあります。

選手同士でも同様ですし、スポーツチームに限らず、会社組織でも似たようなケースはあると思います。

関連記事:テクニックや成果よりも関係性を大切にしよう

信用と信頼まとめ

信用と信頼について紹介をしました。

特にチームで何かを成し遂げる時には信頼がとても大切になります。

過去の実績だけでなく、いかにその人を信じることができるのか?

お互いを信じているのか?

信じられるような日頃の関係性や行動をしているのかどうか?

信頼は主観的や精神的な要素が強いからこそ、日頃の関係性も大切にしていきたいですね。