ストレスを溜めないコツや考え方とは?ストレスを溜めやすい人の考え方、思考。

日常生活や仕事などで、ストレスがかかってしまうことってありますよね。

しかし同じ現象が起きているのに、ストレスを溜めやすい人と、あまりストレスが溜まらないという人がいるのも事実です。

ストレスを溜めないようにするには様々な方法がありますが、自分自身の考え方を少し変えるだけでも、ストレスを感じにくくなれるのです。

では具体的にはどうしたらよいのでしょうか?

ストレスとは?

ストレスとはもともと物理学の分野で使われていた言葉で、物体の外側からかけられた圧力によって歪みが生じた状態のことを示しています。

しかし今回の内容としては、心理面にかかる負担や負荷をストレスとして進めていきたいと思います。

ちなみに適度なストレスは、そのストレスに対して適応する力が働くため、結果として成長に繋がったりします。

それが自分の許容量を超えた過度なストレスになってくると、適応が追い付かず、精神的に疲れてしまったり、場合によっては体調を壊したり、身体に悪い反応が出てしまったりといったことにもつながります。

そういった意味でもストレスとは上手く付き合っていくことが大切です。

ストレスを溜めないコツ、考え方とは?

そういったストレスに対して、ストレスを溜めないようにするコツや考え方などは様々な方法がありますが、私がおすすめする考え方は、

『それは自分でコントロールできることなのか、できないことなのか』

を客観的に考えるということです。

日頃からストレスを溜めやすい人や、いつもイライラしている人に多いのが、自分にコントロールできないことに対して考えすぎているということです。

日常生活でも自分にコントロールできないことって無数にあります。

例えばわかりやすいのが天気です。

天気って自分の力ではどう頑張ってもコントロールできないですよね。

テルテル坊主をつくったりして願うこともありますが、実際は自分でコントロールすることができません。

そんなコントロールできないことに対して、いちいち感情を左右させていたらストレスも溜まっていくでしょう。

もちろん人間なので晴れている日と雨の日で気分が変わることもあると思います。

しかし、自分でコントロールできないということを受け入れ、いい意味で諦めることで、ストレスを減っていくと思います。

自分ではコントロールできないこと

その他にも自分にコントロールできないことって多くあります。

他人についてもそうです。

人間には様々な考え方があるなかで、ついつい他人を変えようとばかりして、いつもストレスが溜まってしまうという人も多くいます。

自分の考えを伝えた上で他人が変わることもありますが、それはあくまでもその人が選択した結果であり、無理に変えなくてはいけないものではありません。

期待をすることはありますが、それを強要しようとすると、結果として自分の思い通りにいかなかったときにストレスとなります。

自分にコントロールできないことに対して労力を使った結果、ストレスが溜まることにつながってしまいます。

決定していること

仕事などで、もうすでに決定していることなんかもそうです。

例えば何かプレゼンテーションをする予定がある時に、人前で話すのが慣れない人にとってはとても緊張する場面があります。

しかしもうプレゼンテーションをすることが決まった以上は、その事実は自分でコントロールすることはできません。(逃げ出すという選択肢もないわけではありませんが・・・。)

そしたら、自分でコントロールできないことについてはもう考えず、後は自分でコントロールできること(プレゼンテーションの内容など)に全力を注ぎこんだ方がいいでしょう。

ストレスを溜めないコツ、考え方

もし自分自身が日頃からストレスが溜まりやすいなと感じているのなら、自分にコントロールできないことに対して一生懸命、労力を使っていないか確認をしてみてください。

天気、渋滞、他人、時間、上司、部下、チーム、人間関係、スケジュール、システム、などなど日常生活や仕事においても、

自分にコントロールできないこと

自分にコントロールできること

を客観的にみてみることで、何に対して自分は力を注ぎこめばいいのかが見えてくると思います。

自分にコントロールできないことに対して、いつまでも考えていてもそれは無駄な時間であり、結果として変えられないという事実があるならストレスにしかなりません。

客観的にみることが出来たら、自分でコントロールできないことに対してはいい意味で諦め、自分にコントロールできることに対してのみ全力を取り組んでみてはいかがでしょうか。