『頼る』と『甘える』の違いとは?

人から何かお願いをされたときに、喜んで引き受けたいと思う場合と、なんか引き受けたくないと感じてしまう時ってありますよね。

もちろん人それぞれの性格の違いもありますが、『頼る』『甘える』の違いがそう感じさせていることもあります。

逆に自分が人にお願いをしている時に、そのお願いは『頼っている』のか『甘えている』のかを整理しておくといいかと思います。

頼ると甘えるの違いとは?

では『頼る』と『甘える』の違いを見ていきます。

頼るとは?

まずは『頼る』についてです。

頼る・・・たのみとする。つてを求めて近づく。助けとして用いる。

などに意味があります。

甘えるとは?

続いて『甘える』についてです。

甘える・・・相手の好意に遠慮なくよりかかる。なれ親しんでわがままに振る舞う。

などの意味になります。

頼ると甘えるの意味の違い

『頼る』と『甘える』のもう少し違った意味だと、

頼る・・・自分にはできないことを対して助けを求める。

甘える・・・自分でもできるけれどもお願いをする。

といった感じにも捉えることができると思います。

人からお願いをされている時に、それは頼られているのか、甘えられているのか

頼ると甘えるの違いがわかると、人からお願いなどをされたときに、そのお願いがあなたを頼ってお願いをしてきているのか、ただ甘えてお願いをしてきているのかが分かります。

例えば学校の宿題を友達に写させてもらうというのは、甘えの可能性が高いということが分かると思います。

宿題をやってみたけど、どうしてもわからなかったから、解き方を教えてもらうのは頼られていることになりますが、ただ写すというだけでは、あなたは甘えられていると同時に利用されているという可能性も高くなります。

もちろん解き方を教えてもらうという行為も、授業で何も聞いていなくて、あとであなたに聞けばいいやという前提で、聞いてきた場合には甘えになることもあります。

同じ行動であってもその背景などでも意味も変わってくるのです。

人にお願いをする時に、それは『頼り』か『甘え』かを一度考えてみる

あなた自身が人にお願いをする時も同様です。

このお願いは自分でできないことを頼ってお願いをしているのか、またはやろうと思えばできるけれどお願いをしようとしているのか。

頼っているのか甘えているのか。

一度考えてみるといいかもしれません。

何かをお願いするということは、相手の時間を奪うことにもつながります。

そこに対価が発生するのであれば、意味も変わってきます。

また相手の経験のために自分でできることをあえてお願いをする場合もあります。

自分と相手の立場によっても様々な状況がありますし、関係性によっても変わってきます。

甘えるということが必ずしも悪いということでもありません。

『頼ると甘えるの違い』まとめ

それぞれの状況によって、『頼っているのか』『甘えているのか』意味が変わってきます。

なにか人からお願いをされた時に違和感があったら、一度『頼り』か『甘え』かを考えてみてもいいかもしれないですね。

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