
日々の生活をしている中で、『曖昧』(あいまい)な言葉を使っていることって多くないでしょうか。
日本語に多くあると言われている曖昧な言葉は、相手を気遣う時に使える便利な言葉ではありますが、反対に人間関係を壊してしまったり、トラブルになってしまうことも多くあります。
そんな曖昧な言葉についてまとめました。
曖昧な言葉とは
曖昧な言葉とはどんな言葉があるでしょうか?
・だいたい
・ほぼほぼ
・もう少し
・もっと
・できるだけ
などなど、探せばさらに多くあります。
またこんな言葉も曖昧な言葉になることがあります。
・早く
・ゆっくり
・高く
・低く
などの言葉も使い方によって曖昧な言葉になりますよね。
曖昧な言葉によるよくあるトラブル
曖昧な言葉によるトラブルはよくあります。
例えば、会社で仕事をしている人が上司から仕事を頼まれて『早く取り掛かってね』と伝えられたとします。
この時点で上司が考える『早く』と、頼まれた部下が考える『早く』の認識が違っていると、トラブルになってしまうのです。
上司は最優先で取り掛かってほしいと思っていたが、部下は今日中に取り掛かればいいと思っていた。
こんなことよくありますよね。
そして立場上、上司が考えていた最優先で取り掛からなかった部下が叱られるという結末になるのです。
曖昧な言葉を明確にする
そんなトラブルを減らすために大切な事は、『曖昧』な言葉を『明確』にするということです。
『早く』という言葉を伝える側も、伝えられる側も
早く⇒いつ?
と曖昧を明確にしていくことが大切です。
日常生活の中でも、曖昧な言葉というのは無意識に使っていることが多いです。
そして曖昧な言葉を使っている時は、全て自分が基準となっているのです。
自分の常識が他人の常識
と感じてコミュニケーションをとってしまうと、思わるトラブルになってしまうことがあります。
伝え方を工夫する
特に上司や先輩、先生、指導者など、上の立場にいる人は曖昧な言葉を明確にして伝え方を変えるだけで、伝わり方も変わります。
なかなか、部下、後輩、生徒といった立場で上の立場の人に対して曖昧な言葉を明確にするのは難しいこともあります。(理想はこの時点でコミュニケーションがとれる関係性)
いつも伝えたはずなのに上手くいかないという人は、曖昧な言葉を使っていないか確認をしてみるのもいいかと思います。