よく学校や会社でも『自主性』や『主体性』といった言葉が使われることが多いです。
では『自主性』と『主体性』の意味はどう違うのでしょうか?
自主性の意味は?
自主性は決められたことに対して、率先して自らやること。
他の人に言われなくてもやること。
やるべきことが明確であることに対してやるので、やるべきことを決めるオーナーは他にいることになります。
主体性の意味は?
やること自体も自分で考え判断し、自分の責任で行動をすること。
なので責任は自分にあることになります。
自主性と主体性の違い
自主性と主体性の違いを知る時に、スポーツチームを例にするとわかりやすいと思います。
スポーツの現場では試合中に予測不能事態になることが多くあります。
突如起こったトラブルであったりピンチの時に、自主性の選手が多いチームは監督やコーチに判断を仰ごうとします。
日頃から決められたことは率先してできるのですが、自分で判断をするという習慣がないため、外に判断を聞こうとします。
しかし、スポーツの現場でその判断ができない数秒が勝敗を左右してしまいます。
反対に、主体性の選手が多いチームは、判断をすぐにできる為、数秒のロスがなくなる場合があります。
それが結果として勝敗を左右するだけでなく、選手自身のスポーツに対する取り組みや満足度も変わってきます。
では、主体性を育てるにはどうすればいいのかと考えると思います。
それは次回、ご紹介をしていきます。