前回、自主性と主体性の違いについて書かせていただきました。
そして今回は主体性を育てる方法についてご紹介をしてきます。
部下の主体性、子供の主体性、そしてスポーツチームでは選手の主体性を育てていきたいと考えている方は、参考にしていただければ幸いです。
主体性を育てる:言葉の数を増やすこと
主体性を育てるには様々な方法があり、多く紹介がされています。
その一つとして、言葉を数を増やすということが主体性を育てることに繋がってきます。
言葉の数=考える力
となり、言葉の数が多いほど考える力がついてくるのです。
そして言葉の数が多いということは相手に自分の考えを伝える手段が増えるということに繋がり、コミュニケーション力も強化されます。
ある有名なスポーツ選手は、練習をしたことを全てノートにまとめて言語化し、それを後輩に伝える練習をしているという話を聞いたことがあります。
スポーツでは特に曖昧な言葉や感覚的なことも多いのですが、それをあえて言語化することで、自分に言葉として、言葉の数を増やすトレーニングもできます。
それはスポーツだけでなく、部下や子供にも応用することはできるはずです。
では、言葉の数を増やすためには具体的にどうすればいいのでしょうか?
言葉の数を増やす=質問
言葉の数を増やしてあげる方法として『質問』があります。
ただここで注意をしてほしいのが、質問の仕方です。
以前も紹介させていただきましたが、
・For You質問
・For Me質問
によっても質問の質が全く変わってきてしまいます。
質問の方法を間違えずに、相手の思考を整理したり、言葉の数を増やしてあげるための質問を日頃からやっていることで、どんどんと言葉の数が増えていきます。
言葉の数が増えれば考える力や、伝える力もどんどん養われていきます。
まとめ
主体性を育てるポイントとしては、
言葉の数を増やしてあげることが一つの方法となります。
すぐに効果のでるものではありませんが、質問の積み重ねが徐々に言葉の数を増やしていき、主体性を育ててれますので、是非活用をしてみてください。
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