四十肩・五十肩といわれる肩の痛みの症状の原因のひとつである、肩の関節を不安定さ。
そんな肩の関節の安定をさせる筋肉を使うトレーニング方法をご紹介します。
肩を安定させる筋肉(ローテータカフ:回旋筋腱板)
肩の関節を安定させるために多くの筋肉が働いていますが、その中でも肩のインナーマッスルといわれている『ローテータカフ:回旋筋腱板』という筋肉があります。
ローテータカフとは
・肩甲下筋(けんこうかきん)
・棘上筋(きょくじょうきん)
・棘下筋(きょくかきん)
・小円筋(しょうえんきん)
の4つの筋肉のことをいいます。
この4つの筋肉、肩の関節を安定させるために、それぞれの役割があり、その役割を上手く使えなくなることで肩の関節が不安定となります。
肩関節を安定させる棘下筋と小円筋のトレーニング
ローテータカフといわれるそれぞれの筋肉が上手く働かなくなることで、肩の関節が不安定となり、結果としてインピンジメントといわれる肩の痛みに繋がってきてしまいます。
インピンジメントについては違う時に詳しくご紹介をしていきたいと考えています。
そして今回ご紹介をするのは、4つの筋肉のうちの2つである棘下筋と小円筋のトレーニング方法です。
文章だと伝わりにくいため、棘下筋と小円筋の筋肉の場所や、その筋肉を使う方法については動画でご紹介をしています。
自宅にあるペットボトルなどを準備して是非やってみてください。
棘下筋と小円筋のトレーニング方法まとめ
今回は、4つの筋肉の中の2つの筋肉についてご紹介をしました。
これだけで四十肩・五十肩といわれる症状が全て改善するわけではありませんが、肩の関節が安定するだけで痛みが徐々に改善の方向に向かっていきます。
自宅でも手軽にできる運動ですので、是非実施をしてみてください。