骨盤の歪みには様々な原因がありますが、その原因の一つに筋肉があります。
筋肉が硬くなってしまったり、左右のバランスが悪くなることで、骨盤の歪みにも大きく影響をしてきます。
その中で今回は、ももの裏の筋肉(ハムストリングス)と骨盤の歪みの関係についてまとめました。
目次
骨盤の歪みの原因は筋肉?ももの裏(ハムストリングス)の筋肉が原因の骨盤の歪みが起こす影響とは?
骨盤の歪みについては以前、ももの表の筋肉と骨盤の歪みについてお伝えをしました。
そして今回は、逆となるももの裏の筋肉になります。
ももの裏の筋肉が硬くなってしまったり、左右のバランスが悪くなることで、骨盤の歪みであったり、姿勢にも影響をしてきます。
もも裏(ハムストリングス)とはどんな筋肉?
まずももの裏の筋肉を見ていきましょう。
ももの裏に関与していている筋肉は様々ですだ代表的な筋肉は、ハムストリングスになります。
ハムストリングスは3つに筋肉を総称して呼びます。
正確には
大腿二頭筋
半腱様筋
半膜様筋
といわれる筋肉になります。
この筋肉が付着している場所は、骨盤から脛骨・腓骨といわれる脚の骨になります。
もも裏(ハムストリングス)の筋肉と骨盤歪みの関係は?
もも裏の筋肉(ハムストリングス)が硬くなることで、このようなイメージになります。
※横からみたイメージです。(左が後ろ側)
もも裏の筋肉が硬くなって引っ張られることで、骨盤が引っ張られるイメージです。
この状態になった結果
このように、骨盤が後ろに傾く『後傾』といった状態になります。
両脚のもも裏の筋肉が硬ければ、両方の骨盤が後傾しますし、片側ばかり硬いという左右のバランスが悪い状態であれば、硬い側の骨盤が後傾しやすくなります。
この状態が、長い間続くことで、骨盤の歪みにもつながります。
もも裏の筋肉(ハムストリングス)の硬さを改善するには?
もも裏の筋肉の硬さを改善する方法としては、
・使えるようにする
・ストレッチをする
ことが大切になります。
一般的にはストレッチが言われていますが、同時にもも裏の筋肉を使うことも重要です。
筋肉を使うということは、その部分の筋肉が動いたり、血液の流れが良くなりますので、活性化していくことにもつながるからです。
もも裏の筋肉を活性化させる方法は動画で説明をしています。
脚の位置を少し変えることで使う筋肉も変わってきます。
もも裏の筋肉と骨盤の歪みまとめ
もも裏の筋肉と骨盤の歪みについてまとめてきました。
日頃から、骨盤が後傾ぎみの姿勢の人は原因の一つにもも裏の筋肉がありますので、ぜひもも裏の筋肉を使ったりストレッチをしてみてください。