『目標』
『目的』
『ビジョン』
『ゴール』
『夢』
という言葉は比較的日常生活でも使用されることが多い言葉となります。
しかし、その言葉ひとつひとつの意味をしっかりと理解して使われているケースが少なく、結構曖昧に使用されていることも多いようです。
『目標』『目的』『ビジョン』『ゴール』『夢』を明確に理解し、使い分ることで、結果的に物事が達成される確率を高くなります。
そこでそれぞれの違いについて説明をしていきたいと思います。
その中で今回は『目的』について説明をしていきます。
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目次
目的とはどういった意味?
まず目的の意味から説明をしていきます。
①実現しよう、到達しようとして目指す事柄。めあて。
② 〘哲〙 行為において目指すもの。それのために、またそれに向けて行為が行われ、実現が求められるもの。参考:https://kotobank.jp/word/%E7%9B%AE%E7%9A%84-645360
分かりやすい言葉にすると
自分の行動指針
使命
になります。
何かの行動をする時に、何のためにそれをやっているのか?
といったものが目的にもなります。
『使命』とは?
先程、目的の表現として使命という言葉を使いましたが、
使命とは、命の使い道になります。
命とは生きている時間にもなります。
自分の命をどう使うか
それも目的になります。
目的を明確にすることの理由とは?
では、目標やゴールを設定しているのに、目的が曖昧だとどうなるでしょうか?
よくある例ですが、何かに向かって進んでいる時に途中で目的(何のためにやっているのか)を確認しないと、いつの間にか目的が変ってしまっていることがあります。
例えば学校の宿題なんかはわかりやすい例になります。
本来は、授業でやった内容の復習や予習、または自分の記憶の定着など宿題にも様々な目的があると思います。
もっと深くすれば、将来の夢の為であったりと人それぞれに宿題をする目的があります。
それがいつしか宿題をやることが目的になってしまったり、先生に怒られないことが目的になってしまったりと、目的がずれてしまっているケースが多くあります。
ダイエットでもよくあります。
ダイエットに成功して自分に自信が欲しいという本来の目的があったのに、いつの間にかジムに通うことが目的になってしまったり、体重の数値だけが目的になってしまったり・・・。
もちろん、本当に自分が納得する目的であれば途中で目的が変わるのは全然OKですが、目的を見失って何のためにその行動をしているのかわからずに惰性で行動をしてしまうと、何となくの行動をしてしまい、目的を見失うケースがほとんどになります。
その結果、ゴールが達成できる可能性が低くなるのです。
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目的を見失わないためには?
では目的を見失わないためにはどうすればいいのでしょうか?
目的を最初に明確にする
まずは、初めにその行動をする目的を明確にしておくことです。
ダイエットであれば、なぜダイエットをしたいのかを明確にしておくことが重要です。
何気なく『周りがやっているから』『何となく痩せたいから』『痩せたほうがいいと思うから』
ではなく、もう少し深い部分まで掘り下げることにより、本来の目的が見つかります。
また、自分の限られている時間(命)をどう使いたいか?
と自分に質問をしてみるのもいいです。
定期的に目的を振り返る
目的が明確になって、行動を始めたら定期的に目的を振り返る機会も持つことが大切です。
忙しくなればなるほど、目的が曖昧になりやすく自分を見失ってしまいます。
特に、視点が狭くなる時ほど目的を見失いやすくなります。
忙しい時こそ、わずかでもいいので時間をつくって
『何のためにこれをやっているんだっけ?』
と自分自身に質問をしてみるといいです。
また人はついつい自分だけの視点になってしまいますので、第3者に『なぜこれをやっているの?』と質問をしてもらってもいいかもしれないですね。
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目的のついてのまとめ
目的を理解し、定期的に振り返ることがゴール達成の確率は上がっていきます。
また目的が明確でないと、いつしか効率も悪くなってしまい無駄な時間を使ってしまいます。
人生の時間は限られています。
その時間を有効に使うためにも、今一度、目的も考えてみてはいかがでしょうか。
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