骨盤矯正、骨盤調整などの言葉が頻繁に聞かれるように、骨盤の歪みは多くに人にって悩みであったり、課題でもあります。
骨盤の歪みが原因の1つである太ももの前(表)の筋肉と、骨盤の歪みの関係をまとめました。
※骨盤の歪みには様々な原因があります。
また骨盤の歪みによって引き起こされる影響についてもまとめています。
骨盤の歪みの原因を知り、改善のヒントになって頂ければ幸いです。
骨盤の歪みの原因は筋肉?
骨盤の歪みには様々な原因がありますが、その1つに筋肉があります。
そして骨盤が歪む原因の筋肉も非常に多くの筋肉が関係をしていますが、今回フォーカスをしていくのは、ももの前(表)にある筋肉である、
・大腿直筋
・縫工筋
になります。
まずどんな筋肉かをみますと
大腿直筋
この青く塗られている部分が大腿直筋となります。
縫工筋
上の図が縫工筋という筋肉となります。
今回はこの2つの筋肉にフォーカスして骨盤が歪む理由をお伝えしていきます。
ももの表の筋肉が原因で骨盤が歪む理由は?
先程お伝えをした筋肉と骨盤が歪む関係についてです。
大腿直筋という筋肉は骨盤から膝の辺りに付着している筋肉になります。
そしてこの大腿直筋が硬くなるとこんなイメージになります。
ももの前の筋肉が硬くなると上の図のように、筋肉が縮む方向に引っ張られることになります。
その結果、骨盤が前に引っ張られます。
骨盤前傾という状態となるのです。
これは大腿直筋という筋肉で説明をしましたが、もう1つの縫工筋でも同様の事が起こります。
このように、骨盤が前に引っ張られて骨盤前傾の状態となるのです。
骨盤の前傾や骨盤の歪みに繋がる
先ほどの説明のように、ももの表の筋肉が硬くなることで、骨盤が前に倒れる前傾という状態になります。
両脚のももの表が硬い場合は、左右の骨盤が前傾している状態となります。
また、片方の脚の前の筋肉が硬い状態ですと、こういうイメージになります。
これは左側のももの表の筋肉が硬い場合ですが、このように左右で前傾している角度が変わってきます。
この状態が一時的ではなく、ずっと続いていることで結果として骨盤の歪みに繋がるということになります。
ももの表の筋肉が硬いことで姿勢にも影響する
このように骨盤が前に倒れている前傾の状態ですと、姿勢にも様々な影響を及ぼすのです。
よくあるケースとしては反り腰になってしまったり、お尻が後ろにぷりっとでた状態の姿勢になります。
また、この姿勢のまま歩くことで膝の負担が増えたり、ももの表の筋肉にずっと負荷がかかって太くなってしまったり、お尻の筋肉が使えないためお尻がたるんでしまったりと、デメリットが非常に多くあります。
姿勢については別の機会にお伝えをしたいと思いますが、ももの表の筋肉が硬くなることで様々な影響が出てくることをなんとなく理解していただければと思います。
もし今現在、骨盤が前に傾いているなと感じる方は、注意が必要となります。
ももの表の筋肉を伸ばすストレッチは?
ではももの表の筋肉が硬い方に向けたストレッチをご紹介します。
2:50~が今回紹介をした大腿直筋のストレッチになります。